
以前のブログでも紹介していましたが、CC便という超低コストの配送サービスが有りましたとさ。

めでたしめでたし。

めでたいことあるか。結局サービスは破綻。その返金スケジュールが11月ということでしたが、未だになんの連絡もありませんよね。

まあ無理だとは思ってたよ。だってチケットは転売オーケーだったから、誰がどこから買ったかわかんないじゃん。紙のチケットが発行されてるわけでもなし、所持の証明だって難しいよ。
裁判で訴えることは可能なのか?

我慢ならん!法廷で会おう!

といってもウチは5枚くらい、数千円ですから少額訴訟ということになります。

小学でも訴訟は訴訟じゃい!

弁護士費用と訴訟にかかる手数料が必要だって話ですよ。
訴訟の金額が10万円以下の場合の手数料
- 訴えの提起…1000円
- 支払いの督促…500円
- 控訴の提起…1000円
- 上告の提起…2000円
となっております。おそらく数千円で訴訟を起こすのは赤字でしょう。

コウソ?ジョウコク?

控訴は第一審に対して、上告は第二審に対して「納得いかねえよ」と申し出ることです。

この時点で赤字になっちゃうよ。その裁判を三回もやるの手間かかりすぎだし。

となると。

泣き寝入りか…。
先払いサービスには要注意

キャッシュフローの観点から見れば、支払いは遅く、回収は早くが基本です。

借金したって返済までに増やして返せばいいんだもんね。

となると、先払いしてもらったほうが助かるわけです。しかしCC便の場合は度を越していた。1枚980円で何百枚という単位でのチケット購入を勧めていた。

使い切る前に何かあったらどうすんだって話でしょ。

となると会社には支払いを済ませるだけの現金がなく、次の支払いを新たな売上で賄う自転車操業のリスクがあるかもしれないということです。


ちなみに代々木アニメーションも経営破綻する前は、二年分の授業料前払いで1割引みたいなことやってましたね。

引き合いに出す業種が違いすぎる!
ウチもね、危ない危ないと言いながら紹介してたのでちょっと責任感じますよね。
最初から騙すつもりではなかったのでしょうが、あまりにもおっかない運営体制でした。
マイページから荷物の運送状況が確認できるって話だったのに、伝票番号を入れてもスタッフが手動で確認するという意味の無さ。挙句の果ては「Amazonについたかどうかは受領されればわかるでしょ」って返してきましたから。