





フィギュアの箱に傷がある場合、どのくらいまで「新品」で出品できるのか









箱の痛みは新品で出せる、けど…あなたが購入者だったら?














最後に:緩衝材で梱包する意味









私はまだフィギュアに詳しくなかった頃、ウインドウの抜けや外れをちゃんと検品せず軽視していた部分がありました。
ウインドウが割れていたものを業者に下取りに出したらたまたま海賊版だったという事件があり、それ以来他のお店の審査基準を参考にしています。
しかしヤフオクなどで出すと結構な箱の潰れも気にされなかったり、逆にマケプレで買ったら有名な業者でも箱がメリっといってたりすることが結構あるので、基準を厳しく考えすぎていたのかな、という反省もあります。
基準を厳しくするとちょっとした傷で市場の商品価値を下げることになりますし、逆に傷物でもセーフという風潮にしてしまうと新品の中に傷物が多く混じってしまう。レモンの法則で相場は下がってしまいます。
レモンの原理とは
情報の非対称性が市場に及ぼす影響について論じたミクロ経済学の理論。中古車市場で、外見からはわからない欠陥車(レモン)と優良車(ピーチ)が混在していると、買い手が高い金額で欠陥車を買うことを恐れ、欠陥車に相当する金額しか払わなくなるため、市場に優良車を出す売り手がいなくなる。売り手・買い手の情報格差が原因で、質の悪い商品しか市場に出回らなくなる「逆選択」が起きるという理論。(コトバンクより引用)
箱の傷にクレームを付けないというお客様と、商品の状態を隠さず伝える業者との間で良い信頼関係が結べるといいですよね。